印刷用画像データ制作ガイド「デジタルカメラ入稿ガイド」を配布
−プロカメラマン向けに画像データ取り扱いの基準を明確化−
大日本印刷株式会社(本社:東京社長:北島義俊資本金:1,144億円、以下:DNP)は、デジタルカメラを使用するプロカメラマン向けに、印刷物の原稿として適した画像データを制作するためのガイド冊子「デジタルカメラ入稿ガイド」を7月中旬より無料配布します。
当ガイドでは、チラシ・雑誌などの印刷物作成にデジタルカメラで撮影した画像データを使用する場合、その撮影手法からデータ処理方法の基準を明確にし、必要な画像解像度などを数値化して記載しています。これに準じた画像データを使用することにより、カメラマンの意図した色調の印刷物を制作できるようになります。
【背景】
近年、カメラ業界ではデジタルカメラの高機能化・高画質化が進み、その出荷台数は銀塩カメラをはるかに凌いでいます。そのため、チラシや雑誌などの印刷物を作成する工程においても、従来のポジフフィルムからデジタルカメラデータでの写真原稿の入稿が急速に増加しています。
しかし、デジタルカメラデータはポジフィルムのような基準となる色見本がないため、印刷会社では印刷する色の判断が困難であり、顧客から受ける画像データの品質基準の共有化が課題となっていました。
「デジタルカメラ入稿ガイド」では、DNPが保有する印刷物作成のノウハウを基に、今後さらに増えると予想されるデジタルカメラデータ入稿に対して、印刷物の原稿として必要な画像データの基準を明確にしています。これにより、印刷品質の向上と、カメラマンと印刷会社で行っている、画像データの変換処理作業の二度手間を無くし、スムーズな制作が可能になります。
【「デジタルカメラ入稿ガイド」の特長】
●画像データの取り扱いに必要な基準を明確化
光源の違いによるホワイトバランス設定、露出設定など、撮影時のデジタルカメラの設定方法をわかりやすく説明しています。また印刷する写真の大きさに合わせ、必要な画像データの解像度など、入稿の際に推奨する数値や画像形式を記載しています。ポイントとなる部分を太字で記載するとともに、画像データの品質が印刷物にどのような影響するか、サンプル写真の比較例を掲載しているため、その違いを容易に理解できます。
●画像データチェックシート付
デジタルカメラでの撮影から画像データ処理において、基準に沿って画像データを作成しているか、必要なポイントを項目ごとにチェックシートで確認することができます。
●デジタルカメラの基礎知識を記載
銀塩カメラとデジタルカメラの違い、デジタルカメラの特長なども記載しています。今後デジタルカメラを取り扱う人向けに、デジタルカメラの基礎知識をわかりやすく説明しています。
【今後の予定】
DNPは当ガイド冊子を、得意先やプロカメラマンに向けて配布していきます。これらの基準を広く浸透させるのと同時に、今後も印刷物の品質向上のために、画像データ処理などの技術開発に努めていきます。